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証券会社(有価証券等)の相続手続きの研修

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7月上旬に研修に参加しました。タイトルは「有価証券等の相続手続きと証券会社の業務フロー ~最新トレンドを含む、証券会社・金融商品の一般常識~」です。長い...

今回の研修は、野村証券株式会社の社員の方から、証券会社の相続手続きとその注意点を中心に、後半には金融商品についての簡単な説明もありました。証券会社の方から直接お話を聞ける貴重な機会でした。

証券会社の相続手続き

証券会社であっても、相続手続きの流れは銀行と同じです。例えば、遺言書がある時はその内容どおりに、遺言書がない時は相続人で話し合いをして遺産の分け方を話し合い(遺産分割協議書を作成)手続きを進めるなど。

ただし、銀行に預けているのは預金(現金)、証券会社に預けているのは株式・投資信託・国債や社債などの債権等です。このため手続きにもちょっとだけ違いがあります。

銀行の場合、その銀行に財産を受取る相続人の口座がなくても、他行の相続人口座に振込をすることができます。しかし、証券会社の場合は、遺産を受け取る相続人も証券会社の口座を開設しないと手続きができません。ここが大きく違うところです。

証券会社で口座を開設するので、原則は本人が窓口に行かなくてはいけませんし、本人確認の資料も必要となります。注意して下さい。

たとえ相続後すぐに株式を売却する予定であっても、口座の開設は必須です。口座を開設しないと株式を受取ることができません。今、上場会社の株式を株券で所有している人はほとんどいませんよね。

証券会社の相続で注意する点

①株式の場合、遺産の分け方に注意!
証券会社の口座に預けている株式は、一般の人も売買することができる株式(証券取引所へ上場している会社の株式)です。株式の売買には売買単位が決めらています。100株単位であったり1000株単位であったり。その単位以下の株式は簡単に売買することができません。初歩的なことですが、株式の売買をしたことないと知らないですよね。

つまり。相続する株式を、売買単位以下で分けると売却が簡単にできなくなります。
例えば売買単位が100株のA社の株式1000株を、相続人4人で等分に相続すると1人250株相続することになります。でも、売買単位は100株なので200株は通常の手続きで売却できますが、50株はできませ。もちろん売却することはできますが、単位未満株の売却となるので、ちょっとだけ面倒です。

株式の相続の時は、売買単位を調べそれを考慮して相続人間で分けてください。

②NISA口座の相続
亡くなった方の株式がNISA口座預かりの場合、相続人がNISA口座を開設していても相続人のNISA口座へ移すことはできません。普通の口座へ移すことになります。NISA預かりの株式を相続した場合、取得価格は亡くなられた日の時価です。

NISA口座の相続は、私も手続きをしたことがないので、勉強になりました!
ちなみに、野村證券の方は、すべての書類が揃っていて、問題がなければ、10日ほどで手続きは完了するそうです。
でも書類を揃えるのが大変なんですよね。だから司法書士にご依頼がくるんです。

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