不動産売買の決済に子どもを連れていく?

司法書士の林 潤(めぐみ)です。

先日、不動産売買の決済に立ち会ってきました。
土地を購入する買主が、売買代金全額を支払い土地の所有者となるので、その所有権移転登記のための立会です。
売買代金(残代金)を支払うことを決済と言い、通常は銀行の応接室で行います。
司法書士は書類を確認して、所有権移転登記を法務局に申請します!

今回は新居を建てるための土地の購入です。建売住宅ではありません。
これから家を建てるための工事が始まるので、実際に新居に住むのはずっと先になります。 建築会社は決まっていたので、建設会社の担当者も決済に同席されてました。

決済の場には、奥様と子ども3人も同席です。

決済の場に子どもを連れてくると、「子どもが一緒で申し訳ありません」みたいなことを言われる方もいますが、私は大歓迎です。
土地・家の購入は家族の大切な日となりますから、家族と一緒に立ち会いたいですよね。
気持ち分かります。
それでも銀行によっては応接室で対応できな場合もありますので、事前に不動産会社の担当者に問い合わせるのが無難です。
応接室でないと接客ブースでの対応となり、子どもがいるとじゃまになってしまします。そもそも子どもが入るスペースがないです。

地方銀行や信用金庫であれば、決済はほとんど場合は応接室で行われますから、子どもが一緒でも大丈夫です。
一生に一度の大きな買い物ですからね、特別感のある応接室がいいですよね。

決済の場に子ども(赤ちゃんや幼稚園児)を同席させる時は、おもちゃ、おやつ、ジュースを持ってくると子どもの気が紛れていいです。時間かせぎです。
でもおもちゃは大きな音の出ないものでお願いします。
決済は書類の説明、署名、押印と事務手続きが続きますから、子どもは飽きてきます。時間もかかりますから、子どもは退屈してしまいます。
飽きてくると、応接室の備品をさわったり、ぐずったり。時々印鑑の朱肉を、スタンプ台と勘違いして遊びそうになります。
さすがに書類に落書きをする子はいませんが、 以前に銀行の応接室に飾ってあった干支の置物を割ってしまった子どももいました。
両親が銀行員に平謝りしてました。気の毒に・・・
決済は1時間~2時間ぐらいですから、うちの子どもはこの時間を耐えられないかな?と思ったら預けるのもいいかもしれません。

でもですね、子どもがいると親は大変かもしれませんが、決済の場が和みます。
決済はどうしても雰囲気が固くなりがちですから、子どもがいると良い中和剤になります。
待ち時間は子どもの話題で盛り上がりますからね。

不動産売買の決済に子どもを連れていく?
には、不動産会社の担当者に確認した上で、もちろん子どもを連れてくるのは大丈夫です。でもぐずった時の対応策も考えた方がいいですよ~ですね。
土地の購入でも、建売住宅の購入であっても同じです。

この記事を参考にする方いるのかな?

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不動産の売買代金の決済 現場は?

名古屋市西区の司法書士 林 潤(めぐみ)です。

前回は、不動産取引の決済について説明しました。→こちら
今回は決済の時の現場について書きます。(これを読みたい方いるのかな?でも書きます。)

不動産取引の決済(売買代金を全額支払う)の場所ですが、これは通常銀行の応接室を使わせてもらいます。
大体の買主は、不動産の購入のために銀行から融資をしてもらい(住宅ローン等)、売主に売買代金を支払います。この融資の手続きがあるので決済は銀行で行います。

融資があるときの決済の場合の流れを下に書きます。ざっくり書いただけなのに長くなりました。

まず、売主、買主、不動産会社の担当者、司法書士の全員がそろったら挨拶をします。司法書士が買主・売主と直接会うのは決済の時という場合も多いです。それまでの司法書士とのやり取りは、不動産会社の担当者が窓口となっていますから、買主・売主に初めてお会いする場合が多いです。

挨拶が済んだら、すぐに司法書士は売主・買主から住民票や印鑑証明書など受取り、売主・買主に登記書類の説明をしつつ、ご署名・押印をもらいます。
この時のご署名や押印は、決済の場にいる全員の視線があつまるので、みなさん緊張されます。そんな時は「落ち着いてご記入下さい」なんて声をかけたりもします。印鑑を押すだけと言ってしえばそうですが、これで不動産売買のクライマックスですからね。しかしまだまだ続きます。

ご署名や押印をもらったら、司法書士は押印の印鑑が実印かを確認し、権利証が間違いないか確認し、書類に漏れがないか確認します。
司法書士は確認する項目が多いです。
問題がなければ、「(登記書類は確認でき、問題ないので)融資を実行しても大丈夫です。」とお伝えします。この一言で何千万円時には、何億もの融資が実行されるので、責任重大です。司法書士的には緊張の時です。
ですから、司法書士は書類に間違いないか、ひたすら確認します。この行動は地味に見えますが、大切なんです!ペラペラと書類を見てるだけなんて思わないで下さいね。

ちなみに、司法書士が一生懸命書類の確認をしている間に、売主や買主は銀行の振込伝票などに記入します。決済の現場では、様々な作業が同時進行しているので、初めての方は、次から次へと出てくる書類に圧倒されると思います。

売主や買主が銀行の振込伝票を書き終わったら、それを銀行員に渡し、次は鍵の受け渡しなどをします。
やるべきことが多いので、盛りだくさんで進んでいきます。
鍵の受け渡しの他に、建物の設備の取扱説明書、境界確認の時の書類などなどが買主に渡されます。次から次へと説明が続きます
でも、この説明がなかなか面白いんです。色々な決済には行きますが、同じ不動産なんてことはあり得ないので、その都度説明が違います。
隣との境界のこと、住民についてや近所への挨拶のこと、ゴミ出しのこと、こと細かく話す時もあります。また、建売住宅の場合は建物の設備の説明もありますし、引越しの時期や、水道・ガス・電気の開通などの説明もあります。今は鍵もカードであったり、家の設備の話を聞くと最新の住宅事情も分かります。

この説明も長くて30分ほどですが、説明が終わっても決済は終わりではありません。売主の口座へ売買代金が振り込まれていると確認しないことには終わりません。

これは、司法書士の一言の後、融資が実行され、銀行から買主の口座にお金が振り込まれ、今度は買主の口座から売主の口座へ不動産の売買代金が振込まれます。この最終の売主の口座へ振込まれるまでの時間が結構長いです。

一通りの説明が終わり、この振込がされるまで何をしているかというと、売主・買主・不動産会社の担当者とで歓談です。沈黙にならないように、不動会社の担当者が色々な話題をふります。
建売住宅を買う若い夫婦は、決済の場に赤ちゃんは子どもを連れてくるので、こんな時は少し場が和みます。子どもはかわいいですからね。今日買う家で、この子どもは育っていくんだな~なんて考えちゃいます。

決済が始まって1時間~2時間ぐらいすると、売主の口座へ振込がされます。これで不動産の所有権が買主へと移転されます。晴れて買主は不動産の所有者となります!!
売主の口座へ振込がされたら、銀行員はがお金を持って登場します。このお金は不動産会社の仲介手数料、司法書士の報酬などです。
これで決済は終了です。「本日はありがとうございました。」の挨拶の後、解散です。しかし、司法書士はこれから法務局に登記を申請するという、大切なお仕事があります!

これが決済の大まかな流れです。
ちなみに、これは円満な場合です。円満じゃない...売主が事情があって売らざるをえない時などは、決済の雰囲気が違います。長くなったので、これはまた次の機会にします。

下の写真は名古屋市西区のレニエのケーキです。これも美味しかったです!