戦争と戸籍のお話

司法書士の林 潤(めぐみ)です。

8月15日は終戦記念日ですね。

司法書士の仕事をしていて、戦争を意識する時は「戸籍」です。
戸籍には親、配偶者、子どものことが記載されます。亡くなった方の出生から死亡までの戸籍を集めることにより、相続人を確定させることができます。相続のご依頼があると戸籍を集めますので、司法書士になってからは戸籍をよく見るようになりました。

戸籍も時代によって様式が違い、戦前から昭和50年代までは手書きです。昔の戸籍担当者が書いた手書きの文字を読み解くのですが、慣れるまでに一苦労です。亡くなれた方が80才代や90才代ですと、戸籍の枚数も多いですから大変です。

そうして戸籍を読み解いていくと、私が思っていた以上に戦争で亡くなった方がいる家族が多いことに気づきました。
20歳代で戦死とか、終戦間近で比島南方にて戦死とか、結婚してすぐに戦死などの記載を見ると、いたたまれなくなります。戦時中は、今では考えられない出来事がたくさんあります。

そんな中、忘れられない戸籍があります。
昭和20年に同じ場所、同じ日、1人を除き家族全員が亡くなったとの記載です。亡くなった場所は名古屋市内で、残されたのは10代の女の子だけ。
その日に何があったのかを調べたら、名古屋市が空襲された日でした。戦争は戦地だけでなく日本国内でも多くの犠牲がありました。

戸籍には事実しか書いてありません。それだからこそ、その事実から、その後の人生を考えずにはいられません。
一人残された女の子は、その後結婚して子どもも生んでます。戦後の人生は平穏で幸せであったと思いたいですね。

最近では、戦死したので戸籍から一度消されてしまいましたが、実は戦死は誤報であり、生きていることが判明して戸籍が復活した方もいました。その方は90才まで生きました。

戦争で戸籍が焼失している市もあります。沖縄ではアメリカ占領時代には戸籍がありません。
日本人であれば全員が戸籍を持ってますが、戸籍について詳しい人は少ないです。自分の戸籍でさえ見る機会は少ないですから。

司法書士の仕事をしていて思うことを書きましたが、戦争についてでしたので、ちょっとしんみりしてしましました。

戸籍は保存期間は150年間(数年前までは80年間)で、役所で保存されています。興味のある人は自分の戸籍とを取ってみてはいかがでしょうか?
日本と同じ戸籍制度があるのは、日本と台湾だけです。これも知らない方いますね。また戸籍についはブログに書いてみたいです。

写真は名古屋市東区のパティスリーリムーザンのかき氷(ピーチ)です。
かき氷の中にはアイスクリームが入っていて美味しい!!
美味しいものが食べれてるのは一番の幸せです

 

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愛実司法書士オフィス

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投稿者: megumi-office

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